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皇太子殿下が東証を行啓=模擬売買をご体験
2004年7月23日「ラジオNIKKEI」  放送記事
 皇太子殿下が23日10時過ぎ、東京証券取引所を行啓された。殿下は10時過ぎに到着され、館内応接室で鶴島琢夫東証社長らから取引所の業務などについてご説明を受けられ、その後、所内の見学施設ARROWS(アローズ)などをご視察された。
 また、見学者が株式の模擬売買ができるコーナーでは、殿下も実際に機械を操作して疑似体験をされた。これは架空のニュース、架空の銘柄を模擬売買することで、投資体験ができるというもの。殿下は「花形自動車」、「ナニワバンク」、「星電子」を売り買いされていた。鶴島社長によると「(売買では)それなりの成果を出されたようだ」という。殿下は終始真剣なご表情で説明を聞かれ、昔の資料を展示している証券資料ホールで、東証担当者が「株式会社の第一号は国立第一銀行です」と説明すると「それは何年くらいのことですか」と聞かれたり、鶴島社長との会話の中では「外国人投資家の売買が多いようですね」と問われたりしたという。殿下は11時45分過ぎに東証を御発された。
 東証によると皇族はおおむね年に1回東証を訪れるが、天皇陛下・皇太子殿下の行啓は戦後初めてのこと。今年10月にWFE(国際取引所連合)の第44回総会が東京で開催されるが、東証では皇太子殿下をこのディナーパーティにご招待したい考え。WFEが東京で開催されるのは、89年以来15年ぶりのこととなる。(H.W)

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