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金融相場
景気低迷期に行われる金融緩和によってカネ余り現象が起こっている際に、余剰資金が株式市場に流れ、株価が上昇する局面のこと。「不景気の株高」現象が起こるのは、この金融相場である。通常、株式市場では、「金融相場」から「業績相場」に移行すると言われるが、それは次のように説明される。景気が後退すると株式相場も下落するが、不況下で景気対策として金融緩和政策が行われると、市中の余剰資金が株式市場に流れるため、株式相場は上昇に向かう(「金融相場」)。その後、景気対策が功を奏して、企業業績の改善など景気回復の兆しが見えると、「業績相場」として株価が上昇に転じると考えられている。
<参照>業績相場
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