イベント情報 セミナー情報 過去のセミナー メールマガジン 用語集
用語集
裁定取引(さいていとりひき)
異なる商品間などで価格差がある場合、その価格差を利用してサヤを取る(利益をあげる)取引手法。
価格の変動により、一方が割安、一方が割高となったタイミングで、価格の安い方を買い、高い方を売る。その後、市場の価格が理論価格に近付いて、割安・割高の状態が解消された場合に、反対売買(買ったものを売り、売ったものを買い戻す)を行うことで利益が確定される。
裁定取引の例としては、以下のものがある。
現物と先物の間(例:日経225採用銘柄と日経225先物)、
同一の先物で異なる限月の間(限月間スプレッド)、
異なる先物市場間(例:大証とSIMEX)、
M&A当事者の株式間(M&Aアービトラージ)など。
最も一般的なものは、現物株と株価指数先物との裁定取引であるが、裁定取引を行うためには、株価指数に連動する現物株の保有が必要で多額の資金を要するため、実際に裁定取引を行っているのは、証券会社の自己売買部門や資金力の豊富な機関投資家が中心となる。
さ行に戻る
用語集トップへ

@2005 Simplex Institute, Inc. All rights reserved.

このサイトのすべての内容に関する著作権は、㈱シンプレクス・インスティテュートに帰属しています。
データの無断掲載および無断転載は禁止しています。